ロンドン、2022 年11 月9 日（水）-- 本日、国際的な音響規格制定団体であるJAS（日本オーディオ協会）がMQA Ltd.の新スケーラブル・コーデックをHigh-Res Audio Wireless ロゴの対象コーデックとして認可したとの発表がありました。この新コーデックは技術名がSCL6 で、市場にはMQair のブランド名で登場します。
ワイヤレス機器を使ってヘッドホン、イヤホン、ワイヤレス・スピーカで音楽を楽しむ機会が増えてきています（※）。 しかし、多くのワイヤレス機器ではBluetoothの使いやすさが音質に追いついていませんでした。
MQairは人間がハイ・レゾの音を聴く際の決定的要素である時間軸に焦点を当てることで音を繊細に、明確に再生します。この新鮮な音の扱いにより、素晴らしいオーディオ体験が出来、ワイヤレス・サウンドがもっと良くなって欲しいというコンシューマの高まる要求にも応えることが出来ます。MQairはMQAとPCMオーディオを384kHzまでサポートし、エンコードのデータ・レートは20Mbps から 200kbps以下までシームレスにスケーラブルですから、Bluetooth, Ultra-Wideband (UWB),WiFiリンクをカバーします。低時間遅れ、高効率で電池も長寿命とすることが出来ます。
SCL6をエンジンとするMQairによってリスナーは音質を利便性の次とする必要がなくなります。
MQA Ltd.の創設者で、CTOのBob Stuartのコメント：“JASがSCL6をHi-Res Audio Wireless ロゴ対象として認定していただいた事は我々MQALtd.にとって大きな名誉です。この最新技術SCL6は最高音質への情熱と高音質が音楽へ私達をより近づけてくれるという確信から生まれました。MQairによって、多くのリスナーのリスニングが向上し、MQAのエコ・システムがワイヤレス機器までに拡大します。ハイ・レゾは必ずしも難しい事項で決まるものではありません--音の詳細、分離、音色、空間を表現する微細な要素によって造られるのです。我々MQA Ltd.は音の透明性を語る場合は空気そのものを考えています。こうした知見を駆使してMQairが開発され、世界中のオーディオ愛好者、音楽愛好者により良い音楽をお届け出来るようになりました。“
（※注） ２０２２年市場規模予想：Bluetoothスピーカとワイヤレスヘッドホンはセットで年間小売相当価格が690億ドルの見込み。ワイヤレス・ヘッドホンは市場の占有率が85％。
MQA Ltd について MQA Ltd.は、研究・開発のライセンス会社で、あらゆるオーディオ・エンターテインメントにおける飛び抜けた素晴らしさを達成することを使命としています：録音から、音楽のストリーミング、ブロードキャストまでをコンシューマの音楽再生デバイスに届けます。最初に市場に提供した技術- Master Quality Authenticated (MQA)- は録音スタジオのオリジナル音源をストリーミングに適した十分にコンパクトなサイズのフォーマットで伝送するという革新的な技術体系です。数々の授賞を受けたMQA技術は、世界各国のレーベル、音楽サービス、ハードウェアメーカーに採用されています。 MQAは英国に拠点を置く非公開会社です。
詳細は： www.mqa.co.uk, mqa.jp
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